■「ちぐら」とは?
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その昔、農家で使われたお椀型で子守のための「ゆりかご」を「ちぐら」(地域によっては「つぐら」)といいました。
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■猫ちぐらの歴史
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「猫ちぐら」は農家の人の話では、大正時代にはあったようですから、明治あるいはそれ以前より作られたものかもしれません。より快適に住めるよう改善され今の意匠になったようです。
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■猫ちぐらの材料
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100%天然の【わら】を使用しています。わらは保温性が高く、通気性があるので冬温かく、夏は快適。わらは生きた自然の素材といえます。
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■猫ちぐらのお手入れ方法
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湿気のない所においてください。中にタオル等を敷くと清掃が楽です。濡れたタオルで拭いてもかまいませんが、その際は風にあてよく乾燥させてください。畳と同じようにお取り扱いください。
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■カビの発生
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野外やコンクリートの上等、湿気があり通風の悪い場所に置きますとカビが発生する場合があります。その場合は風にあてたり、布団乾燥機により乾燥させてください。その後ブラシ等でカビをはらってください。
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■ダニの発生
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消毒したわらを使用していますが、他からダニ等が入り込む場合もあります。調査によりますと、どのような家庭でもダニは生息しているため、100%なくすことは不可能です。ダニが目立つような場合は、殺虫剤を使用するよりも布団乾燥機による熱風乾燥のほうが安全で大きな効果を発揮します。ポリ袋に入れ、片方から熱風を入れ、反対方向から風を逃がしてください。
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■日光に当てる場合
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直射日光で干すことは、すなわち乾燥させるということで、カビやダニに効果はあります。しかし、長時間当てることからわらが痛みますのでご注意ください。
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■猫の爪とぎ
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爪とぎをする猫もいると思いますが、その際は叱ってあげてください。しかし、爪をといでも、多少ボサボサになりますが型が崩れたりするようなことはありません。ひとつひとつ編みこんでありますので丈夫です。
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■猫が入る?
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猫の本能上、狭い場所や温かい場所が好きですので喜んで入ります。しかし、人間のベットの中に一緒に入って寝るような猫はその本能を失っている場合が多いので、遊びで入っても寝るときにはご主人の布団の中に入る場合が多いようです。箱や籠をすみかにしている猫にとっては最高の贈り物です。
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